上部内視鏡検査
(胃カメラ)

各種検査

食道、胃、十二指腸などを内視鏡を用いて観察し検査をします。

鼻から入れる胃カメラ

当院では、口から入れる従来型の経口内視鏡ではなく「経鼻内視鏡」という鼻から入れる胃カメラを導入しております。鼻から入れる胃の内視鏡検査は従来の方法と比較してつらくないことから、経験された方のほとんどが「次回も鼻から」の検査を希望されています。
胃や食道の病気は、早期に発見できればほとんど完治できますが、そのためには定期的な医療施設での受診が欠かせません。

胃カメラが苦手な方、胃の調子が気になる方はぜひ検査を受けてください。

吐き気が少ない
胃カメラ検査です

のどの奥に指を入れると、「オエッ」となる経験をしたことはありませんか?これを咽頭反射(いんとうはんしゃ)といいますが、口から内視鏡を入れる場合は、どうしても咽頭反射が起こってしまいます。
ところが、鼻から入れる場合は内視鏡が舌の根元に触れないため、吐き気をほとんどもよおすことなく検査を受けられます。
舌根部に内視鏡が触れないため咽頭反射が起こりません。

胃カメラ検査中に
会話ができます

口から内視鏡を入れると咽頭反射が起こりますので、検査中の会話は不可能です。
しかし、鼻から入れる場合は口を自由に動かせるため、医師と会話ができます。
気になったことをその場で確認しながら、安心して検査を受けられます。

鼻からの内視鏡は鼻腔(びくう)へスプレーをして出血を予防し、ゼリー状の液体を流し込んで局部麻酔を行います。鼻の中に注射するようなことはありません。
麻酔薬が少量なため、身体への負担も少なく、検査終了後30~60分で食事や車の運転も問題ありません。

注意

必ずしもすべての方が鼻から検査できる訳ではありません。
鼻炎やアレルギーのある方、鼻孔が狭い方は医師と相談するか、麻酔の段階で経口内視鏡に変更する場合があります。経口内視鏡でする際も経鼻内視鏡で使う細いカメラを使用します。

胃カメラの予約
について

毎週月・水曜日、第2・4月曜日の予約制 9:00〜12:00
お問い合わせ:058-254-1411(月~金曜日:外来看護部まで)

大腸内視鏡検査
(大腸カメラ)

大腸内視鏡検査(大腸カメラ・大腸ファイバー)とは、肛門から小さな内視鏡カメラを挿入して、大腸を詳しく観察する検査です。

各種検査

大腸内視鏡検査とは

バリウムを注入し、エックス線撮影を行う注腸検査法もありますが、内視鏡下でポリープや大腸がんといった大腸の病気を直接診断できるという点においては、この検査方法がより確実と言えます。また、内視鏡検査中に組織を採取して顕微鏡で調べたり、ポリープをその場で切除して治療することも可能です。

山田病院では消化器・内視鏡専門の医師が大腸ファイバーの検査を毎週行っているため、腸の調子が気になる方はぜひ検査を受けてください。

大腸ファイバーの予約
について

月曜日予約制 13:00~15:00
お問い合わせ:058-254-1411(月~金曜日:外来看護部まで)

レントゲン検査

各種検査

人体の各部位を簡便に画像にするX線(レントゲン)撮影です。
主に胸部や腹部・全身の骨を写真撮影します。

CT検査

各種検査

CT撮影は、レントゲン撮影(一般撮影)よりさらに小さな病変(臓器と臓器の間に存在するような隠れた病変)の診断に大変適した検査です。

また当院のCT機器は、迅速かつ鮮明な画質を得ることが可能です。撮影速度が速くなったため、被爆量も低くなり、より安心に検査を受けていただけます。

超音波検査(エコー検査)

人の耳では聞こえないほどの高い周波数の音を超音波といいます。患部(表在部)に探触子(プローブ)を当てて超音波を発生させ、反射した超音波をリアルタイムで画像化します。超音波は液体・固体によく伝わりますので、肝臓や腎臓などのような実質的な臓器を調べるのに適した検査方法です。

当院では、

  • 腹部
  • 心臓
  • 甲状腺
  • 頚動脈

について、超音波検査を実施しています。超音波検査はCT検査と異なり、X線を使用しないため、安心して検査を受けていただけます。

腹部超音波検査(腹部エコー)

肝臓・胆のう・膵臓・腎臓・脾臓などに腫瘍があるか、胆のうには胆石などがあるかを調べます。

心臓超音波検査(心エコー)

心臓は4つの小部屋があり、その4つの部屋を分けて逆流を防ぐために、4つの弁(大動脈弁、僧帽弁、三尖弁、肺動脈弁)があります。
心エコーでは心臓の形態(大きさ、厚み、奇形)や心筋の動き(ポンプ機能の状態)を知ることができます。

甲状腺超音波検査(甲状腺エコー)

甲状腺はのどぼとけの下にある蝶のような形をした臓器で、血液中にホルモンを分泌して代謝を正常に保つ役割を持っています。この検査では甲状腺の大きさや形、さらに炎症の程度や腫瘍の有無を調べます。

頸動脈超音波検査(頸動脈エコー)

血管が厚く硬くなり、内壁にコレステロールなどがたまって血液の流れが悪くする動脈硬化を簡単に調べることが可能です。超音波を利用した検査ですのでお身体に負担がかかりません。横になっているだけの検査で、だいたい15分から20分ほどで終了します。
この検査では、頚部(首筋)に超音波をあてて検査します。高血圧や高脂血症などの治療が適切かどうか、実際の動脈硬化の進行具合を検査の結果で確認できます。山田病院では外来で診察を受け、その場で簡単にご予約可能です。

心電図

各種検査

心電図検査は、心臓が鼓動を打つ際の微弱な電気信号を記録し、その波形から心臓の状態を把握する検査です。
心臓は私たちの意志とは関係なく、規則的に電気的興奮がおこります。これを心臓各部に伝え、心筋の収縮を起こし、血液を全身に送っています(心臓のポンプ機能)。こうした心臓の電気的変化をグラフ化したのが心電図です。

ホルター心電図検査

日常生活下で心電図を24時間連続して記録し、心拍数の変化や不整脈、狭心症の発作の出現を観察します。

検査目的

日常生活下で心電図を24時間連続して記録し、下記のような目的で心拍数の変化や不整脈、狭心症の発作の出現を観察。特に毎日のように起きる発作の診断に威力を発揮します。

  1. 自覚症状と心電図との対応を観察
  2. 不整脈の診断
  3. 虚血発作(狭心症など)の診断
  4. 不整脈、狭心症などの治療効果を観察
  5. 心臓ぺースメ-カの作動状況を観察
各種検査

検査の特徴

ホルター心電図検査は入浴も可能です。入浴はくつろぎの時間である反面、心臓に負担がかかるため(ヒートショック※) 、年間約1万人近い入浴中の事故の原因となっています。
当院では、これまでのホルター心電図検査では実現が困難だった入浴中を含む真の24時間記録を実施しています。そのおかげで、特に暑い時期の汗による不快感を軽減し、患者さんにより精度の高い検査結果を提供できます。
胸の調子に不安のある方は、外来受診後に医師の指示のもと、検査されてみてはいかがでしょうか?

(※ヒートショック:急激な温度変化により体が受ける影響のこと。リビング・浴室と脱衣所・トイレなど、温度変化の激しい場所の移動へのより、体が温度変化にさらされて血圧が急変し、脳卒中や心筋梗塞などにつながるおそれがある。日本の入浴中の急死者数は諸外国に比べて高く、その理由は「お風呂場と浴衣室の温度差」であるとされている。)

骨密度検査

エックス線の透過率を数値化することで骨量の減少を早期発見し、骨粗鬆症の適切な予防や治療を行うことができます。

骨密度検査とは

骨粗鬆症患さんは約1,000万人、特に女性に多い病気です。
また、寝たきりになる原因の、第2位は転倒による骨折です。
骨折の原因は、筋力の低下による転倒と、骨粗鬆症です。
そこで、助けになるのが、骨粗鬆症治療です。

骨粗鬆症

骨粗鬆症(こつそしょうしょう)は、骨全体がスカスカになってしまう病気で、特に大きな負荷をかけていないにも関わらず骨折しやすくなる症状が特徴です。高齢化社会の日本では、骨粗鬆症の推定患者数は1,000万人に達すると言われています。

なかでも女性は男性に比べて骨量が少ないうえに、閉経後にホルモンのバランスが崩れるため骨粗鬆症になる割合が高い傾向があります。特に年間10万人もの症例がある大腿骨(足の付け根)付近の骨折は大きな問題です。骨折すると歩行困難なため寝たきりになり、介護が必要になることも少なくありません。

骨粗鬆症の検査では骨の密度を簡単に測定し、専門の整形外科医が診断治療にあたります。

検査方法は骨密度測定(装置)といい、エックス線の透過率を数値化することで骨量の減少を早期に発見し、骨粗鬆症の適切な予防と治療を行います。

各種検査

骨密度検査

この装置はDEXA法といい、エックス線を使用して橈骨の骨量を測定する装置です。
イスに腰かけていただき、片腕を装置に入れて測定します。検査時間は1~2分ほどです。

肺機能検査

各種検査

喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺疾患をはじめとする呼吸器系の病気が疑われるときや、その状態を知るときに行う検査です。息を吸ったり吐いたりして息を吸う力・吐く力、酸素を取り込む能力を調べます。
検査には、スパイロメータという機械を用います。鼻から空気が漏れないようにクリップでつまみ、マウスピースという筒をくわえて、検査技師の指示に従って息を吸ったり吐いたりします。

検査する項目

  1. 肺活量
    ゆっくりと呼吸して測定します。最後まで息を吐ききって(最大呼気位)から、空気をゆっくり胸いっぱい吸い込んだ状態(最大吸気位)まで吸える量を計測します。最大吸気位から再びゆっくり最大呼気位まで吐ききると、吸った時とほぼ同じ量を吐く作用を利用した方法です。性別、年齢、身長から求めた標準値に対して80%以上を正常とします。
    肺活量が減る病気:間質性肺疾患・肺線維症などの肺が硬くなる病気、後側湾症など胸が変形する病気、呼吸筋力の低下により肺の容積が小さくなる病気など
  2. 努力肺活量
    胸いっぱい吸い込んだ空気を、できるだけ勢いよく吐いて測定します。最大吸気位から吐ききるまでの量を確認します。喘息やCOPDなどの疾患がある方は、ゆっくりと呼吸したときの肺活量より減ります。
  3. 1秒量
    2.のうち最初の1秒間に吐き出した空気の量です。この量が性別、年齢、身長から求めた標準値に比べて少ないときは、気管支が狭くなっている可能性があります。気管支拡張薬を吸入した前後で測定し、数値を比較することもあります。
    1秒量が減る病気:COPDや喘息などの病気が考えられます。
  4. 1秒率
    努力肺活量に対する1秒量の割合で、70%以上を正常とします。1秒率は喘息やCOPDなどの気道が狭くなる病気を簡便に見つける指標です。
  5.  肺拡散能
    体の中に酸素を取り込む能力をあらわす指標で、精密肺機能検査用の機械で測定します。COPDや肺線維症、間質性肺疾患などの病気で低下します。

睡眠時無呼吸検査

睡眠時無呼吸症候群(SAS)とは、睡眠中に呼吸が停止または浅く・弱くなる病気です。代表的な症状としては「いびき」、「日中の強い眠気」があげられます。日本にはSASの方が300万人から500万人にものぼると言われており、働き盛りの30代から50代の男性に多く見られます。
SASは、睡眠の質を著しく低下させ、

  • 目覚めがすっきりしない
  • 夜眠ったはずなのに疲れがとれない
  • 昼間どうしようもなく眠い
  • 居眠り運転をしてしまう
  • 精神的に不安定になる
  • 血圧が上がった

といったさまざまな症状が現れます。睡眠時の血中酸素低下や中途覚醒により睡眠の分断がおこって、脳や心臓、血管などへ負担がかかり、高血圧/不整脈/心筋梗塞/糖尿病など、身体にさまざまな機能障害を引き起こす原因になると言われています。

先頭へ戻る